Qrio Lock Blog

Qrio Lock と他社スマートロックとの違い・比較

最近スマートロックが気になるけど、結局何が違うのか分からない。そう言った声をよく頂きます。様々なスマートロックが発売されていく中で、Qrio Lockは他社スマートロックとどんな違いがあるのか。どんな点にこだわっているかについてご紹介します。

日本の生活環境に合わせた設計

賃貸住宅でも手軽に導入できるように、工事不要で後付け簡単取り付けできるのがQrioのスマートロックです。暑い夏でも寒い冬でも機器が正しく動作するように、厳しい検査を行っています。

設置には強力な両面テープを貼り付けるだけ。家電や自動車などでも利用される、剥がれにくく、後残りしにくいものを選定しています。

旧型機(Qrio Smart Lock)時代からのお客様サポートで集めた知見を基に、サムターンだけでなくプッシュプル錠への対応も拡大しました。引き続き、より多くの皆様にご利用いただける環境を目指しています。

他社スマートロックとの比較

項目 Qrio A社 B社 Qrio旧機種
大きさ サイズ 115.5mm×57mm×77mm 92.7mm×57mm×54.5mm 134mm×65mm×56mm 115.5mm×57mm×84.5mm
重さ 約207g 約107g 約175g 約350g
電池 最少本数 2本(2系統で4本) 2本 4本 2本(2系統で4本)
電池持ち ︎通常時
2本で約半年
4本で約1年

︎省電力モード時
2本で約420日
4本で約840日
※1日に10回使用で計算)
510日 400日〜600日
※1日に10回使用で計算
2本で約300日、4本で約600日
2系統電池 × ×
解施錠 速度 1秒以内 環境による 環境による 3秒以内
状態確認 あり あり なし なし
1ドア2ロック 2ロック同時解錠 対応あり 対応あり 2ロック順次解錠
リモート Qrio Hub経由 Wi-Fiアクセスポイント経由 Wi-Fiコネクタ経由 Qrio Hub経由
ハンズフリー解錠 対応状況
※iOSのみ

※β機能
解錠判定 GPS+ビーコン通信 GPSのみ GPSのみ GPSのみ
オートロック 対応状況
施錠判定 センサー&地磁気式、瞬時 時間式 センサー&時間式 時間式、指定秒数後
スマホオフライン操作
※項目なし

※項目なし
スマホ以外の操作 Qrio Key api経由 専用ボタンデバイス Qrio KeyPad(法人のみ)
スマートデバイス対応 alexa ×
Google Home × ×
apple watch ×

この比較表は2019年7月29日時点の情報です。

大きさ
サイズ
Qrio 115.5mm×57mm×77mm
A社 92.7mm×57mm×54.5mm
B社 134mm×65mm×56mm
Qrio旧機種 115.5mm×57mm×84.5mm
重さ
Qrio 約207g
A社 約107g
B社 約175g
Qrio旧機種 約350g
電池
最小本数
Qrio 2本(2系統で4本)
A社 2本
B社 4本
Qrio旧機種 2本(2系統で4本)
電池持ち
Qrio ︎通常時
2本で約半年
4本で約1年

︎省電力モード時
2本で約420日
4本で約840日
※1日に10回使用で計算
A社 510日
B社 400日〜600日 ※1日に10回使用で計算
Qrio旧機種 2本で約300日、4本で約600日
2系統対応*1
Qrio
A社 ×
B社 ×
Qrio旧機種
解施錠
速度
Qrio 1秒以内
A社 環境による
B社 環境による
Qrio旧機種 1秒以内
状態確認
Qrio あり
A社 あり
B社 なし
Qrio旧機種 なし
1ドア2ロック
Qrio 2ロック同時解錠
A社 対応あり
B社 対応あり
Qrio旧機種 2ロック順次解錠
リモート
Qrio Qrio Hub経由
A社 Wi-Fiアクセスポイント経由
B社 Wi-Fiコネクタ経由
Qrio旧機種 Qrio Hub経由
ハンズフリー解錠
対応状況
Qrio
A社
B社
※iOSのみ
Qrio旧機種
※β機能
解錠判定
Qrio GPS+ビーコン通信
A社 GPSのみ
B社 GPSのみ
Qrio旧機種 GPSのみ
オートロック
対応状況
Qrio
A社
B社
Qrio旧機種
施錠判定
Qrio センサー&地磁気式、瞬時
A社 時間式
B社 センサー&時間式
Qrio旧機種 時間式、指定秒数後
スマホオフライン操作*2
Qrio
A社
※項目なし
B社
※項目なし
Qrio旧機種
スマホ以外の操作
Qrio Qrio Key
A社 api経由
B社 専用ボタンデバイス
Qrio旧機種 Qrio KeyPad(法人のみ)
スマートデバイス対応
alexa
Qrio
A社
B社 ×
Qrio旧機種
Google Home
Qrio
A社
B社 ×
Qrio旧機種 ×
apple watch
Qrio
A社
B社 ×
Qrio旧機種

この比較表は2019年7月29日時点の情報です。

◯: 対応あり ×: 対応なし -: その他
※1 片方の電池が切れたら、もう片方の電池に自動的に切り替えられる機能です
※2 インターネットが繋がらない環境でも解施錠操作ができる機能です

独自の技術で実現したハンズフリーとオートロック

ハンズフリー解錠
GPSからの位置情報だけでは、マンションやアパートなどでどの階数にいるのか判断することまではできず、ドアに近づいたかどうかを判断することは困難です。私たちは、位置情報とスマートロックからの電波の受信を合わせて利用することで、より正確な判断ができるようにしました。

ハンズフリー解錠を行うまでに、Qrio Lockのアプリは下記の判定をしています。

  1. 事前に記録した位置(自宅など)から一度出かけているかどうか
  2. 事前に記録した位置の近くに来たかどうか
  3. スマートロックの電波を受け取れたか
    ※セキュリティのため、位置情報はスマホスマートフォンのみに保存しており、Qrioのサーバーには保存していません

GPSによって外出判定を行うことで、家の中にいるのにハンズフリー解錠されてしまうことを防ぎ、近くにロックがあるかどうかの判断によって、より電池消費も抑えた上でのハンズフリー機能を実現しています。

オートロック
Qrio Lock本体に内蔵されているセンサーでは、ドアの開閉状況をドアの周りの磁気変化から判断しています。そのため、ドアが閉まってすぐに施錠することが可能です。出かける際にも、ドアの前でオートロックが作動するかを待つ必要がありません。
その他、付属のドアセンサーを利用することで、ドアの材質に左右されず判定の精度を維持しています。

通常のドア開閉センサーは磁石とセンサーの距離を数ミリ程度まで近づけて設置する必要があります。一方で、Qrio Lockは数センチ〜十数センチの距離があっても正確に判定します。Qrio Lockのドアの開閉状態の判定は、多くのテストを繰り返して精度を高めた非常に複雑なアルゴリズムによって、他の製品と比べても圧倒的な精度を実現しています。

圧倒的な高品質を実現、安心の日本製

スマートロック機器はカギを管理するデバイスなので、ただサムターンを回せれば良いということではありません。長期間にわたり利用でき、普段使いに耐えうる使い勝手が求められます。

普段手にするスマホアプリはソフトウェア領域で数多くのサービスを作ってきたメンバーが、ハードウェアについてはこれまでソニーの中で数多くのプロダクトを設計・量産してきたメンバーが品質向上に対しての取り組みを行っています。

例えば、お客様からの回収品を分析して得た改善点の反映を毎日行っていたり、ハンズフリー解錠のフィールドテスト結果を日次で集めてβテストで再現性を確認するなど、完成して終わりのプロダクトではない体制を維持しています。

どちらか片方の品質がよいだけではスマートロックの品質としては不合格です。これらを両立し、解決していけるのが私たちの強みです。